秀吉とねね

秀吉とねねタイトル

日本最古の歴史書「古事記」には、奈良時代、三十六代孝徳天皇がお妃に御子がないのを嘆かれ、有馬温泉に逗留されたところ間もなく、めでたくご懐妊され、お生まれになったのが有間皇子であると記されています。
人形筆は、この故事にちなみ、室町時代に神戸の伊助という筆職人が創作したのが始まりとされ、古くから有馬の名物として、子宝授与の縁起物として作られてきました。

各種人形筆

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『有馬筆ひょいと出たる言のはも 人形よりはめづらしきかな』と、本居宣長が詠んだ歌も残っています。
中から豆人形がひょっこり顔を出す、手作りのかわいらしい人形筆。つややかな絹糸を一本一本手で巻いて、模様を織り成す美しさ!筆を持って書こうとすると、「ひょこっ!」と豆つぶほどの人形が顔を出すという可愛らしくも愛らしい「からくり筆」です。全工程手作業のこの筆は、書道用だけでなく、絵筆にも使えます。飾っても、とても綺麗ですよ。

人形筆が出来るまで

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人形筆の模様は、糸車に巻いた絹糸を、一本一本の筆に丁寧に隙間なく巻きながら、色鮮やかな「市松」「青海波」「うろこ」「矢がすり」の4種類を基本に、組み合わせや色を変え無限の模様を手作業で生み出しています。全て手作業のために一日に12~13本しか作れないのです。店に入って頂くと、商品のすぐ奥で手作りしてる様子がご覧いただけます。
からくりの仕掛けや模様について筆談義を交わしながら購入して下さる方も多くいらっしゃいます。有馬温泉に来られた時は是非、お立ち寄り下さいませ。

店主ご挨拶

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灰吹屋 西田筆店のホームページにお越し頂き誠にありがとうございます。
大正時代には、4〜5軒あった人形筆作りの店も、今では当店だけになりました。有馬の伝統工芸品として、末永く皆様にご愛顧して頂けますよう誠心誠意、心を込めて一つ一つの顔を書き、糸を巻き、一本一本手作りしております。
絹糸の美しい光沢と模様、そして愛らしい人形が顔をみせる「からくり筆」をどうぞお楽しみ下さい。